耕心寮ブログ
寮祭が無事に終わりました
今回の寮祭は様々な企画を盛り込み9日~11日の3日間の開催となりました。寮祭は全員が楽しめる行事としてはもちろんですが,伝統を引き継ぐ意味が込められた大切なイベントです。行事を通じて生徒同士の新しい関係性も築かれています。企画した執行部メンバーの顔も,参加した寮生の顔もとても輝いておりました。準備から片付けまで全てにおいて生徒主体で行った寮祭は大成功だったと思います!
1日目はスポーツ大会です。見応えあり!かっこいいですね。
2日目は「お絵かき伝言ゲーム」と「気配斬り」です。終始笑いをこらえるのに必死な様子でした。
最終日は「火文字」です。先輩から後輩へ作業手順や伝統が引き継がれます。さすが3年生,姿が本当に頼もしい!
火文字の後はみんなのお楽しみ,豪華な夕食です。我を忘れて大満足のひとときでした。
新寮生会メンバーです
9月に行った役員選挙や10月の役員任命式を経て,新寮生会のメンバーが始動しました。来月行われる寮祭に向けた話し合いを、ただ今このメンバーで頑張っています。今年は「寮祭ウィーク」という形式で実施するそうです。分散しつつも、みんなで楽しめるものを準備しようと頑張っております。そんな姿を見ていても微笑ましいですね。
さて,こちらは小瀬菜を使った料理の数々です。小瀬菜めし・小瀬菜の五目炒め・サラダや味噌汁など伝統野菜を堪能した10月の献立でした。
「小瀬菜の五目炒め弁当」です。美味しい顔いただきました!
伝統野菜 小瀬菜大根
大根という名前が付くけれど,葉を食べるんだよ。「ん・・?」初めは誰もがそう考えるでしょう。江戸時代末期頃から加美町小野田の小瀬地区で栽培されている菜っ葉なのでその名前がついたそうです。主な用途は,冬の保存食(お漬物)として栽培されていましたが,現在,施設野菜を中心とし,学校全体でこの伝統野菜を広めようと取り組んでいる最中です。
見たことも食べたこともない野菜でしたので,興味津々の私。本日は害虫駆除と成長記録、収穫の実習に参加をしてきました。7月下旬頃に種から植えた小瀬菜大根は大きな葉っぱとなり一株で25~30枚程、葉の背丈は80センチ。薄紫色の愛らしい小さな花が咲くそうです。気になる食感は,癖がなくシャキシャキと食べやすいそうです。その小瀬菜大根をいよいよ10月から寮の献立に取り入れることになりました。どんなメニューになるのか今から楽しみです。
こちらはキュウリ。寮でも美味しく食べています。キュウリの成長は早く,一日3センチ伸びる日もあるそうで,収穫作業は日々スピード勝負だとか。
「愛情込めて育てたので美味しく食べてくださいね!」かわいい笑顔ですね。
後期希望入寮面談が行われました
夏休み気分もすっかり抜けた9月初旬,寮生活を有意義に過ごせているかを改めて確認する目的で,全寮生を対象とした面談を行いました。
寮生活の振り返りと後期の抱負,集団生活の中で手本となる理想の姿など,様々な質問が先生方から投げかけられました。緊張の面持ちで一つ一つ丁寧に発言を行う生徒たち。1.2学年は「学習時間を有効に使い,進路をより明確にし,さらに生活習慣の見直しも行いたい。」という意見が多かったです。3学年はまたひと味違った様子。後輩指導も一段落し,進路達成に向け集中して自己を見つめながら生活のまとめに入る時期です。「仲間との時間を大切に過ごしたい」という意見もありました。時間は待ってくれません。力強く進んで行きましょう。
同日の夜,寮内基礎学力テストも行われました。寮内が静まりかえり,問題と向かっている姿がとても新鮮でした。
学習委員会さん,お疲れ様でした!
たくさんの笑顔と汗と!
7月13日からの午前授業(面談期間)を活用し,日頃生活を共にしている生徒同士でコミュニケーションを図ろうとスポーツ行事が企画されました。運営を行うのは管理委員会です。「どうしたら全員で盛り上がれるだろうか?」と連日話し合いを重ね,アイディアを形にしていきました。寮生が集まって活動する数少ない貴重な時間です。日替りでバレー・バスケット・サッカー等々それぞれ得手不得手はあったようですが,リーダ-シップを取る姿や逞しい場面が見られるチャンス!スポーツをしている姿は本当に素敵でいい笑顔です。
そして今週は恒例の「大掃除」です。日々掃除は行っているものの,たくさんの汚れと向き合ういい時間です。ここぞとばかりに張り切る生徒たち。掃除が進まない友達を何度も「頑張れ~」と励ますA君。不在だった先輩の分担区を密かに掃除するK君。一番広い居室で生活をしているH君の部屋を,4人がかりで行う姿など寮生の心優しい一面が見られました。みんなでいい汗かきましたね!
ぼくらのキャベツを召し上がれ!
今回は本校の畑にお邪魔しています。(本州で一番の敷地面積を持つこの農地,生徒は校舎で着替えてから走って移動を行います。:通称長靴ダッシュ。)露地部門では年間を通して15種類の野菜を栽培しているそうです。本日は露地専攻3年生対象「キャベツの収穫作業」の授業に参加させていただきました。栽培だけではなく,消費者の元へ届ける生産者の思いまでを学ぶ授業です。収穫方法を先生方より指導を受ける生徒たち。外気温28度の晴天。暑い中ではありましたが,包丁を使い手際良く収穫作業が進められておりました。
生徒が一生懸命作った瑞々しいキャベツを寮の食事で使用しています。様々な料理に生まれ変わったキャベツは生徒の元気の源となります。
露地野菜専攻の寮生からメッセージをいただきました。
・3年M君「甘くて新鮮です。一生懸命作りました!」・3年F君「みんなにしっかり食べて欲しいです。」・3年K君「害虫駆除を頑張りました!」
寮生活を行っている姿とはまたひと味違う(凜々しい・・・?)姿を見ることができ,さらにご飯を美味しくいただける貴重な時間でした!
義務入寮(1期)終了しました
様々な日課をくぐり抜けようやくゴールです。金曜日の朝には,疲れ顔の中にもほっと一安心の表情が見え,辺りは柔らかい空気が流れていました。
さて,義務入寮期間中に行ったことと言えば・・・
寮の日課を覚えるオリエンテーションから始まり,寮庭での朝礼・朝の掃除・決められた時間で動く共同生活(合宿のように寝食を共にします。)先輩との交流・1学年全員での耕心練習・先生方の講演会・夜のスピーチ体験,そして最終日には感想文発表など本当に様々なことがありました。
感想発表では「友達と一緒の寮生活で色々と教わり頑張れました。○○君ありがとう!」や「寮生活では食事が一番の楽しみでした。全部美味しかったです。」など話してくれました。最後は全員で過ごせたこの寮生活。乗り越えられた気持ちを忘れずにいて欲しいです。そしてこれからの学校生活に少しでも役立てられれば良いなぁと思います。
(1学年:耕心練習)
(食事風景:この日は中華スープ・蒸し餃子・ピリ辛ほうれん草などなど・・・)
(川口先生の講演会:「自分で選択をしている という自覚を持つこと」)
(夜のスピーチ体験)
(最終日の感想発表)
(義務入寮閉講式:「ルールを覚えて過ごすだけではなく,一緒に楽しめる行事もやりたかったです。」と寮長から話がありました。)
義務入寮真っ最中です
昨年は行えなかった義務入寮。今年度は入寮期間を短縮し,2週間という期間の中ではありますが,その中でも集団生活を体験し,仲間とのコミュニケーションや自己の成長を図る時間としてスタートしました。山田舎監長からは「お互いのことを思い合いながら日課を一生懸命に取り組んでください。」とお話がありました。寮生会も1年生にしっかりと付き添いながら丁寧に教えています。緊張の面持ちで取り組んではいますが,2週間頑張った後の晴れやかな顔を楽しみにしています。
数日生活をしての義務生の感想は・・・・「朝の日課にまだ慣れなくて辛い部分はあるけれど,なんとか頑張れそうです!」と前向きな言葉が聞けました。
話は変わり・・・毎日利用している食堂を美化委員会さんが委員会活動として消毒活動を行っています。
オリエンテーション
入寮してからの3日間,1年生は寮生活の「いろは」を覚えるわけですが,学校と寮と両方で連日のオリエンテーション漬け。週の後半頃には疲れ顔が見え始める生徒たちでした。金曜日のぱーっと明るくなった顔を見ると,親元へ戻る嬉しさがひしひしと感じられます。「想像していたよりも先輩と一緒の寮生活は楽しい」こんな声もチラホラ・・・この気持ちを忘れないで欲しいですね。
耕心寮はただ生活をするだけではなく,自主性や自立心を養う場所。そんな話を舎監の先生方は寮生へ話してくれました。
さて,今回は耕心寮の名物 寮是 「耕心」の練習風景です。初の練習ですっかり緊張状態!先輩に追いつこうと一生懸命な姿でした。是非ご覧ください!
入寮式が行われました
桜と雪が交じり合う今日4月9日。ご家族の温かい眼差しのもと体育館で入寮式が行われました。耕心会会長の佐藤様からは「寮生活を通して先輩や友達同士で学ぶものは大きいです。是非楽しみにしていてください。」とやわらなか口調で思いのこもったお話をいただきました。寮生会会長,3年佐藤優希くんからも,仲間同士で行う寮行事の楽しさや伝統を繋げる大切さなどを1年生へのメッセージとして話してくれました。それに対して新入生からは,親元を離れる不安の中にも寮生活への期待が感じられる堂々とした宣誓を披露してくれました。今年度の希望入寮生は総勢74名。いよいよ令和3年の寮生活がスタートです。これからどんな耕心寮ストーリーが作り上げられていくのでしょうか。楽しみです!